RPA導入支援事例

寺田倉庫株式会社
金本様・中野様・久保様

 

寺田倉庫株式会社

寺田倉庫ロゴ

会社名:寺田倉庫株式会社
URL :https://www.terrada.co.jp/ja/
設立 :1950年10月
所在地:東京都品川区東品川2-6-10

1950年創業の寺田倉庫は、従来の倉庫業の概念をさらに深化させ「モノだけではなく、価値をお預かりする」という理念に基づき、専門性の高いワインやアート、映像・音楽メディアの保管を軸に事業を展開しています。保管だけにとどまらず、お預かりしたものの価値を高めて後世に引き継ぐための保存や修復技術の追求、および空間活用のノウハウを生かした施設運営やアートアワード開催など、芸術文化発信事業を積極的に進めています。
また、拠点である天王洲アイル地区の活性化・倉庫街からの文化発信に注力し、「水辺とアート」をテーマに、周辺企業と協働しながら地域ブランディングを推進しています。

ポイント

管理部門での初めてのRPA導入

一癖ある定型業務の自動化

自動化により、分析や戦略立案など専門的で意義のある業務に集中できるように

業務プロセスの棚卸しから、どの部分を自動化させるのかまで
コウェルが伴走してサポート

業務の属人化によるミスや非効率化が解消

RPA導入前に抱えていた課題

【経理部門】
毎月の決算時に繰り返される仕訳情報の入力とエクセルへのデータ出力が煩雑で時間を要していました。限られた人数での作業が集中し、引き継ぎの困難さや作業ミスが多発していました。


【人事部門】
従業員の契約や福利厚生に関わるデータ管理が複雑で、個々の作業時間が不均一で非効率的であること。
特定の専門知識を要する業務が多く、イレギュラーな対応が必要な場合、集中力が散漫になることが問題とされていました。



導入した目的

上記のような状況を改善するため、業務の効率化とエラーの削減、作業時間の平準化を目的としてRPAを導入しました。特に繰り返し行われる単純なデータ入力作業などの定型業務を自動化することで、職員がより価値の高い戦略的なコア業務に集中できるようにすることが狙いです。

寺田倉庫インタビュー様子
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業務プロセスの棚卸しの段階で
RPA導入のイメージを固めるのが成功の秘訣

取り組んだ施策

導入プロセスでは、まず各部門の業務プロセスを詳細に分析し、自動化のポテンシャルが高い定型業務を特定しました。その後、RPAツールを選定し、初期のテスト運用を行いながら段階的に本格導入へと移行しました。定期的なレビューとフィードバックを通じて、自動化プロセスを最適化し、更に効率的な運用を実現しました。

導入いただいた背景、
どのように活用いただいているかお聞かせください。

経理と人事部門では、単純だがエラーの起きやすいデータ入力作業をRPAに置き換えることで、作業時間を短縮し、精度を向上させました。自動化により、従業員は分析や戦略立案など、より専門的で意義のある業務に集中できるようになりました。

同じような課題を感じている方へ
アドバイスはありますか?

RPA導入を考えている企業は、まずは業務プロセスの詳細な分析から始めることをお勧めします。どの業務が自動化に適しているかを正確に理解することが成功への鍵です。また、導入後も継続的な評価と調整が必要であるため、柔軟な対応と継続的な改善の姿勢が重要です。


 


コウェル)
本日はいろいろとお話いただき、ありがとうございました。

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